
チラシや名刺などの印刷物を、ご自分で作っているかたも結構いらっしゃると思います。
パソコンとプリンタ、紙さえあればできちゃいますから。
でもやっぱり、仕上がりをみれば・・・それを生業としている人が作るのとは、全然違いますよね。当たり前ですが。私は印刷物もお引き受けしてますが、私がデザインして、そのデータを印刷会社に入稿して印刷物が仕上がります。
だから印刷物を外注に出してみようかなあ、と思っている方に、「印刷ってこうなんです」ということをざっくり書いてみたいと思います。そんなの知ってるよ!という方、ごめんなさい。初歩的な内容ですが、私自身がはじめはよく知らなかったことも含まれています。
1.印刷物は、枚数が倍になっても、値段は倍にならない。
例えばオーソドックスな名刺を100枚印刷した価格と、200枚印刷した価格は、数百円しか違いません。金額は倍にはなりません。ですから、内容をちょこちょこ変える可能性があったり、予備どこにしまったっけ?なんてことになる場合は別ですが、一度に多く印刷したほうがおトクです。
2.納期が短いほど高い
それはそう、ですよね。急いでやってもらうのですから。印刷会社によっては、当日納期というのもあって、午前中○時までにデータを提出すれば、その日のうちに宅急便で送ってくれるところもあります。でも同じ内容を1週間前に頼むのとでは、料金は雲泥の差です。余裕をもってご依頼されることをおすすめします。
3.オプションをつけたら納期が延びる
穴あけ、三つ折などの加工は、印刷以外の追加作業(オプション)なので、その分作業時間がプラスされます。印刷会社で表示している日数と金額は、あくまで印刷のみで、追加作業のないオーダーの場合です。追加作業の日数は、オーダーする量によってもことなりますが、最低プラス1日です。
4.印刷会社によって扱っている紙も厚さも違う
印刷物は、印刷する紙によっても印象がかなり変わります。また一つの紙に厚さも数パターンあります。
紙と厚さのバリエーションは印刷会社によって異なります。これと同じものをこの印刷会社で!とご指定されても、紙が揃わない場合もあります。
紙を選ぶのは印刷物の楽しさでもありますが、こだわればそれが料金に反映されるわけで・・・なかなか難しいですよね。
5.webサイトから画像を拾ってくるのはダメ
webサイトの画像は、通常webサイト用に加工されているので、印刷物よりかなり軽いデータです。webサイトで十分美しく見えても、印刷に耐えられるほどではないのです。「画像はサイトから拾って欲しい」はお受けできないので、高解像度のデータをご用意して頂きます。
6.webサイトとは色の考え方も違います
発注されるお客様が考慮することではありませんが、webサイトと印刷物では色の表現の仕方が違います。
webサイト→RGB といって、Red(赤), Green(緑), Blue(青)の光の三原色を使って色を表現します。
印刷物→CMYK といって、Cyan(シアン)、Magenta(マゼンタ)、Yellow(イエロー)、blacK(ブラック) の4色を使って色を表現します。この名称、プリンタのカートリッジで見かけますよね。
そのため、印刷会社に入稿するデータは必ずCMYKで作ります。
7.ぬれてもにじむような印刷ではありません。
通常印刷会社が印刷するのは、オフセット印刷です。これは家庭用プリンタでの出力とは異なりますので、ぬれたらにじむような印刷にはなりません。
オンデマンド印刷というのもありますが、こちらは少量を高速で印刷する場合用です。家庭用レーザープリンタの高性能版のようなものです。
6.使いたい印刷会社で、色紙を扱っていなくても大丈夫。
色のついた紙に印刷したい、という場合がありますよね。
もともと色紙を用意している会社もありますが、白い紙しか無いのもごく普通です。
白い紙に、色を全面に印刷するようオーダーすればよいのですから、問題ありません。
まず思いついたのはこのくらいですが、ほかにも思いついたら書き足したいと思います!



